こんにちは、激辛ジョニーです。
主に激辛系YouTuberとして活動しています。
- 今まで食べた激辛料理は2000食以上
- 日本全国の激辛料理店を回っています
香辛料は、スーパーで買える漢方薬として私たちの生活の身近にあるものです。
身体の調子を整えたり、胃腸の働きを助けたりと古くからスパイスは活用されてきました。
今回は、そんなスパイス達の身体に与える知られざる効能を解説していきたいと思います。
- スパイスは、スーパーで買える漢方薬
- 食材に混ぜて手軽に摂取できる
- カレーには、沢山のスパイスが使われている
カレーに使われるスパイス
スパイスを豊富に使った料理と言えば、『カレーライス』。
カレーライスには、数十種類のスパイスが使われており、手軽にたくさんの香辛料が摂取出来ます。
クミン
カレー特有のスパイシーな風味を持ちます。
日本人には馴染み深いスパイスでカレーには、かかせないスパイスです。
【効能】
・健胃効果
インド、ヨーロッパでは、健胃薬や腸内に溜まったガスを排出させる効果や利尿作用があると言われています。
コリアンダー
『コリアンダー』はパクチーの英語圏での呼び方。
柑橘系の甘い香りと苦味を持ちます。
【効能】
・健胃
・整腸
期待される一番の効能は、『健胃』と『整腸』です。
胃痛や胃もたれ、便秘や下痢など、胃腸のトラブルを緩和させるハーブとして昔から利用さされてきました。
シナモン
アップルパイなどスイーツの風味付けによく使われますが、カレーに加えることで甘くコクのある風味に仕上がります。
【効能】
・血液循環
・冷え性改善
シナモンには、血液を循環させる効果があります。
血行が良くなることで、冷え性の改善が期待できます。
クローブ
強くて甘い香りと刺激的な味わいを持ちます。
特に肉を使ったカレーと相性が良く、奥深い味わいに仕上がります。
【効能】
・冷えからくる腹痛
・消化不良
・しゃっくり
『クローブ』は、生薬の『丁子(チョウジ)』としても知られており、身体の内部の冷えからくる不調に対する処方に使われます。
胃腸を温める効果があり、冷えによる腹痛や消化不良、しゃっくりなどにも効くと言われています。
ナツメグ
スパイシーで甘い香りを持ちます。
肉の臭みを消す効果があります。
【効能】
・リラックス効果
アロマセラピーでは、『ナツメグ』の香りは精神的疲労やストレスを和らげる効果があります。
オールスパイス
『オールスパイス 』と言っても、様々な香辛料をブレンドしている訳ではなく、単体のスパイスです。
【効能】
・リラックス効果
『オールスパイス』は食べることよりも香りによる効果が強いと言われています。
その中でも代表的なもので、香りによる精神的なリラックス効果やリフレッシュ効果が期待できます。
ローレル(月桂樹)
強く爽やかな風味と苦味を持ちます。
乾燥した葉のまま煮込むことで、カレーに爽やかな風味を加えることが出来ます。
【効能】
・消化促進
・血行促進
・炎症を抑える
・抗酸化作用
『ローレル』にの香りには、情緒を落ち着かせる効果があり、うつや情緒不安定な時にも効果があると言われています。
ガーリック
特有の強い香りと旨味を備えており、食欲をそそる風味とコクが料理に加わります。
【効能】
・疲労回復、滋養強壮
・抗菌、殺菌作用
・健胃、整腸作用
・血行促進
漢方薬としても使われる薬味で、健康サポートに心強い見方です。
カイエンペッパー
辛味の代表的なスパイス。
カレーの辛味を足すのによく使われます。
【効能】
・鎮痛
・健胃
・食欲不振
このほか以外にも、血行促進による発汗作用などがあります。
ジンジャー(生姜)
ピリッと爽快な辛味があり、カレーに加えることで後味をスッキリしてくれます。
【効能】
・抗菌作用
・抗酸化作用
・代謝促進
・体臭、口臭除去
ジンジャーには、血液の循環をよくして身体を温める効果があります。
よく、風邪を引いた時に『生姜湯』を飲むと良いとされるのは、この為です。
ターメリック
カレーやたくあんの黄色の原料。
【効能】
・抗酸化作用
・アンチエイジング効果
・消化不良の改善
ターメリック は、別名『ウコン』とも呼ばれる香辛料で、よく『二日酔いにウコンの力』を飲むと効くと言われていますが、これは、ウコンが肝機能を高めてくれて、アルコールの分解を早めてくれるためです。
中華料理に使われる香辛料
世界三大料理の一つである中華料理。
唐辛子の辛味と花椒の痺れを効かした『四川料理』など、香辛料を豊富に使った料理が多いことで知られます。
マンダリン(陳皮)
みかんの皮を乾燥させたもの。
【効能】
・抗酸化作用
・疲労回復
・成長作用
このほか以外にもクエン酸を多く含んでいる為、美肌効果もあるとされています。
スターアニス(八角)
シナモンとの相性がよく、一緒に加えると食べやすくなります。
【効能】
・血行促進
・利尿作用
・リラックス効果
『スターアニス』は、料理に使われる香辛料だけでなく、香りが良いため、香水の原料にも使われたりします。
山椒
ピリッとした辛味と口の中がスースーとする爽快感が特徴。
中華料理でよく使われるのは、『花椒(ホアジャオ)』と呼ばれる中華山椒。
【効能】
・整腸作用
・内臓粘膜強化
・発汗作用
主に『サンショウオール』という成分が、胃や内臓に良いとされています。
【関連記事1】
激辛から奇食まで『中国八大料理』を徹底解説!
【関連記事2】
山椒と花山椒と花椒の違いってなに?3種類の違いを徹底解説!
日本伝統の七味唐辛子
七味唐辛子は、日本で欠かせない調味料で醤油との相性も良いです。
お店によって若干の材料の違いがあり、下記の香辛料以外に『山椒』や『唐辛子』『陳皮』などを使用します。
ヘンプ(麻の実)
栄養バランスがよく、栄養価が高いと注目されている香辛料。
【効能】
・便秘
・ヘンプオイルによる美容効果
『ヘンプ』には、良質なタンパク質やミネラルが豊富に含まれているとされています。
ポピー=芥子(けし)
香りが芳しいので、パンやクッキーに使うと相性が良いです。
【効能】
・抗酸化作用
・便秘
未熟な果実の乳液からアヘンが作られる為、日本では一般の栽培は禁止されています。
黒胡麻
香りとコクが強く、白胡麻に比べると主張のある薬味。
【効能】
・抗酸化作用
・目の機能回復
黒胡麻は白胡麻に比べ、ポリフェノールやカルシウムが多く含まれています。
その他の香辛料
ブラックペッパー
ステーキやグリル、炒め物など、食感と風味が活かせる料理との相性がGOOD。
【効能】
・血行促進
・代謝アップ
代謝を高めたり、血流を良くするので、冷えなどにも良いとされます。
カルダモン
カレーに欠かせないスパイスでもあり、その歴史の古さから『世界最古のスパイス』とも呼ばれています。
【効能】
・喘息、咳
・体を内部から温める作用
インドの伝統医療『アーユルヴェーダ』でも多用される香辛料です。
ローズマリー(万年老)
鶏肉や魚介など淡白な食材の風味付けに使われる。
【効能】
・集中力、やる気
・肌荒れ
・虫除け、花粉対策
アロマとしても使われるローズマリーで、香りの良さから香水の原料にも使われます。
まとめ
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それでは、またお会いしましょう♪