激辛料理を食べ過ぎると胃に穴が開く?身体への影響は?



こんにちは、激辛ジョニーです。


主に激辛系YouTuberとして活動しています。


メモ
  • 今まで食べた激辛料理は2000食以上


  • 日本全国の激辛料理店を回っています


普段から激辛料理が好きでよく食べられている方は、少し気になる『健康問題』。



唐辛子の含まれる辛い料理は、適量であれば血行促進で冷え性改善など健康効果があります。



しかし、過度に摂取してしまうと胃腸などに深刻な影響を及ぼしてしまします。



今回は、大好きな激辛料理だからこそ知っておきたい、激辛料理の健康への影響を解説していきたいと思います。


要約
  • 過度の摂取は、胃痛や胃潰瘍の原因に


  • 適量は、健康・ダイエット効果あり



  • 辛い料理を食べる前には乳製品を



過度の摂取で胃痛や胃潰瘍に


唐辛子の辛味成分である『カプサイシン』は、少量の場合は胃酸の分泌抑え、胃粘膜の血流を増加させる働きがあります。



この効果により、胃炎や胃潰瘍になりにくくなります。



しかし、大量に唐辛子が含まれる料理を摂取すると、胃酸が増加し、逆に胃炎や胃潰瘍になりやすくなります。



よく、『辛い料理を食べ過ぎると胃癌になる』と聞くことがありますが、様々な諸説があるので、ここでは取りあげません。


激辛料理の大量摂取による症状

  1. 下痢になる


    カプサイシンを過度に摂取すると、胃粘膜を痛め下痢に繋がります。


  2. 息切れが起きる


    辛い料理を食べると脳が大量のアドレナリンを放出。


    心拍数や血圧が上昇し、心臓に負担がかかり、酸素不足になり息切れの症状を起こします。


  3. 胃炎


    ・胸焼けがする
    ・むかつき
    ・痛み
    ・吐き気


  4. 胃潰瘍


    ・みぞおちがキリキリと痛む
    ・胸焼け
    ・胃もたれ
    ・吐き気
    ・嘔吐
    ・食欲不振



    ※過剰摂取は、胃酸が大量に分泌され、胃が溶けて穴が空いてしまう事例もあります。


激辛料理を食べる前にすべきこと



唐辛子に含まれる辛味成分、『カプサイシン』自体も吸収を抑える方法は現在ありませんが、辛い料理を食べる前に牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂取すると、食道や胃への直接的な刺激を和らげることが出来ます。



※『カプサイシン』は、脂に溶けやすい性質を持っているため、脂によって辛味成分が分解されれやすくなります。


ポイント



激辛料理を食べても平気という人の胃腸はどうなっているの?


激辛料理を食べる時に感じる痛みは、私たちの身体の『痛覚』で感じ取ります。



この痛みの感じ取り方の違いで激辛料理の得意、不得意が生まれます。



激辛料理が好きで得意な人は、痛みの感じ方が鈍く、さらに胃腸も丈夫です。

辛いものを食べ続けていると辛さに強くなる?


結論から言うと『YES』です。


痛みの刺激は、繰り返すと痛みへの耐性がつきます。


よって、辛いものを食べ続けていると口の痛みなどには強くなります。



しかし、辛いものを食べた時の『胃痛』には強くなるでしょうか?



これは、『NO』です。



唐辛子を大量に摂取すると、胃潰瘍になったり胃痛を起こし、胃腸が荒れてしまうという事を説明しました。



1週間に1度ぐらいのペースで激辛料理を楽しむぐらいなら問題はありませんが、週5、6で激辛料理を食べる方は、少し注意が必要です。




胃腸を鍛えるために唐辛子を大量に摂取しても強くなるどころか、胃腸が荒れて弱らせてしまう場合もあります。



どうしても辛い料理が食べたい方は、食べる前に乳製品を摂取したり、辛さのレベルを落としたもので辛い料理を楽しむようにしましょう。



疲れたら睡眠を取るように、胃腸にも休息を与えるように心がけると良いですね。


辛い料理の健康効果


唐辛子を使った辛い料理は、適度な量を摂取すれば、様々な健康やダイエットにも効果があります。


  1. 血行促進による代謝アップ

    辛いものを食べると新陳代謝が活発になります。


    代謝がよくなることによって汗をかきやすくなり体温調整がしやすくなると言われています。


  2. 冷え性改善


    体温が上がるため、血行促進、血流改善に繋がり冷え性の改善に効果があります。


  3. 脂肪を分解


    『カプサイシン』は、脂肪を燃やす効果を補助する効果が主にあります。


    これに軽い運動などを組み合わせることで、普通に運動するよりも、脂肪燃焼の効果が上がり、結果としてダイエット効果が高くなるということです。


ポイント



辛い料理が癖になる理由


激辛料理を食べていると、大量に汗をかいたり、爽快感があったり何かあの刺激がクセになりますよね。



激辛料理が好きな方の中には、その刺激を味わうためにハマっていく方も少なくありません。




心当たりある方は、中毒症状にやられているかもしれません。


アドレナリン分泌による興奮状態



よく、スポーツ競技や何かに熱中している時に『アドレナリンが出てる』と聞いたことはありませんか?



『アドレナリン』は、神経物質で危険を察知した時など自分の身を守るためにあると医学的に言われています。



『アドレナリン』が分泌されると、痛みや疲れを感じにくくなります。



しかし、この状態は身体に負荷がかかっている状態。



そこで、脳内麻薬『エンドルフィン』の登場です。


激辛料理は『脳内麻薬』の作用がある?



激辛料理がクセになる理由のもう一つが『エンドルフィン』です。



この『エンドルフィン』は、脳内麻薬とも言われており、『気分の高揚』や『鎮痛効果』『多幸感』が得られる神経物質です。



長距離走で終盤に『ランナーズハイ』になる現象と同じで、快感を得るために辛い料理を食べたくなります。


ポイント
  • 激辛中毒は2つの神経物質が関係している


  • 辛い料理を食べると『アドレナリン』が放出される


  • 『エンドルフィン』は、脳内麻薬とも呼ばれている



まとめ

まとめ
  • 過度の摂取は、胃痛や胃潰瘍の原因に


  • 適量は、健康・ダイエット効果あり



  • 辛い料理を食べる前には乳製品を





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