最近、キングダムの漫画にハマって夜な夜な読み漁ってます。
さぁ、今回はそんなキングダムに登場する武将達も食べていたかもしれない『四川料理』についてご紹介したいと思います。
四川料理と言えば、辛くて痺れる料理ですが、その歴史を紐解いていきます。
・中国四大料理の一つ
・湿気が多い土地で健康を保つ為に香辛料を多用している
・キングダムの時代から四川料理が始まった
四川料理とは?
四川料理は、中国四川省の郷土料理で、もともと四川省の一部であった重慶市、雲南省、貴州省などの周辺地域をも含めた、共通する特徴をもつ郷土料理の系統を指します。
中国四大料理(八大料理)の一つで、中国での一般的な呼称は『川菜 チュアンツァイ、Chuān cài』です。
四川料理の特徴
四川料理は、酸(酸味)・辣(辛味)・麻(しびれ)・苦(苦味)・甜(甘味)・香(香り)・鹹(塩味)の7つの味のうち、特に痺れるような辛さを意味する「麻辣」を味の特徴とする中華料理として知られています。
四川料理では「三椒」と呼ばれる3種類の香辛料『辣椒(唐辛子)』『花椒』『胡椒(コショウ)』が、主に使われます。
四川料理が辛い理由
中国の他の地方の料理に比べて香辛料を多用しますが、辛い料理が多い理由として、四川の成都は盆地で湿気が多く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって発汗を促すことで健康を保つためだという説があります。
スパイスを多く使うインド料理やタイ料理と同様、高温多湿の地域ならではの食の工夫がされています。
ちなみに、四川料理の料理方法が形作られたのは、秦の始皇帝の時期から三国時代にかけてといわれています
四川料理が、何であんなに辛くて痺れる味付けをするのかが分かって納得でした。
やはり、暑いには辛い料理を食べてスッキリするというのは、世界共通なのです。
この四川料理は、中国の始皇帝から三国時代の武将達も食べていたと考えたら、何だかロマンを感じますね。
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