辛さと冒険の極地! ドーセット・ナガの魅力と使い方

辛さの極地、冒険の果てに広がる新たな興奮。

マイケル・ミショー夫妻が築き上げた、イギリス発の激辛トウガラシ『ドーセット・ナガ』。

その起源から栽培の奇跡、そして挑戦者たちへの警告まで、このブログではその一粒一粒に込められたストーリーを紐解いていきましょう。

【要約】

  • ドーセット・ナガ: 英国生まれの激辛トウガラシ。
  • 辛さ: 1,032,310 SHU(約110万スコヴィル)を誇り、驚きの辛味。
  • 用途: ホットソースやマリネに挑戦的な料理に最適。

ドーセット・ナガ(Dorset Naga)とは?

ドーセット・ナガ(Dorset Naga)

マイケル・ミショー夫妻がドーセットで生み出した「ドーセット・ナガ」は、元々は野菜の種を販売する会社を経営していた彼らがトウガラシに興味を抱き、1994年に専門のブランド「Peppers by Post」をスタートさせました。

様々なトウガラシを育てていた中で、新しい激辛品種が必要だと感じた彼らは、バングラディシュからの移民が激辛トウガラシ「ナガ・モリチ」を食していることに気づきました。

そこで、移民向けの食材店でナガ・モリチの苗を手に入れ、2002年から自身の菜園で栽培を始めました。

オリジナルのナガ・モリチから最も辛いサヤを選び、それを基に一番良い種を育て、継続的に最良の種を選び抜いて育て続けました。

2005年にはアメリカの研究所に一部を送り、計測されたスコヴィル値はギネス記録を大きく超えました。

通常、激辛品種は暑い気候で育てられますが、驚くべきことにドーセット・ナガはイギリスの涼しい気候で、グリーンハウスの中で栽培されました。

2007年には複数回のテストを経て、ギネス記録に登録され、現在では世界中で愛されるトウガラシの品種となっています。

ドーセット・ナガ(Dorset Naga)の辛さ

ナガ・モリチと同様に、ドーセット・ナガはインドの有名なゴーストペッパー(ブートジョロキア)と親戚関係にあります。

その辛さはよく知られており、ドーセット・ナガは最高で1,032,310 SHU(当時)のスコヴィル値を記録しています。

これは、親であるナガ・モリチよりも辛いものです。

ハラペーニョと比較すると、最も辛いハラペーニョと最も辛くないドーセット・ナガを比べても、最低でも125倍は辛く、最も辛くないハラペーニョと最も辛いドーセット・ナガを比べれば最大で639倍も辛さが違います。

ドーセット・ナガ(Dorset Naga)の使用用途

ドーセット・ナガ・ペッパーはギネスに登録されたその辛さに注目が集まりがちですが、実は果実のような甘みも感じられます。

激辛だけでなく風味も兼ね備えているため、ホットソース作りに利用することもでき、マリネやスープにもぴったりです。

ただし、使用量は控えめにすることをおすすめします。

また、ドーセット・ナガは激辛トウガラシなので、調理の際は十分な注意が必要です。

ゴム手袋の着用はもちろんのこと、ドーセット・ナガに触れた手で顔や目を触らないように気をつけましょう。

どんな人におすすめ?

ドーセット・ナガは辛い食べ物が好きで、新しいトウガラシの経験に興味津々な料理愛好者におすすめです。

挑戦的で冒険心旺盛な方や辛味に耐える自信のある人にとって、このトウガラシは独自の風味と強烈な辛さを提供します。

ただし、使用量には注意が必要で、激辛料理への挑戦が楽しめる人にとって、ドーセット・ナガはスリリングな食体験となることでしょう。


【まとめ】

  • ドーセット・ナガ: 英国生まれの激辛トウガラシ。
  • 辛さ: 1,032,310 SHU(約110万スコヴィル)を誇り、驚きの辛味。
  • 用途: ホットソースやマリネに挑戦的な料理に最適。

冒険心を掻き立てるドーセット・ナガ。

英国発の激辛を堪能し、新たな味覚の世界へ挑戦。

マイケル・ミショー夫妻の情熱が結実した一粒。

辛さと風味の絶妙なバランスが、料理愛好者に刺激的な食体験を提供。

慎重に、しかし勇敢に使えば、ドーセット・ナガは調理のアートを豊かに彩る存在。

辛さと冒険の最高峰、この挑戦を通じて新たな食の冒険へ踏み出そう。

【脚注】

Gigazine

最後まで記事を見て頂きありがとうございます。

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